低用量ピルによるホルモン(プロゲステロン)の改善

低用量ピルとは、一言で申しますと、経口避妊薬です。
医師の指示に従って正しく服用すれば、ほぼ100%避妊可能です。

何故かと申しますと、低用量ピルには、代表的な女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンに似た成分が含まれており、妊娠時と同じホルモンバランスになることから、脳が妊娠していると勘違いし、排卵が抑えられるからなのです。

また、避妊効果のみならず、生理不順、月経困難症、月経前症候群(PMS)、ニキビ・肌荒れなどにも効果があるといわれていますし、実際に治療薬として処方されています。

エストロゲンは卵巣ホルモンのことで、生理周期前半期間を安定させる役割を、プロゲステロンは生理周期後半期間を安定させたり、妊娠を維持させる役割を担っています。
このプロゲステロンが実は、多くの女性が最もバランスを崩しやすく、不足しがちなホルモンであるといわれています。
このホルモンは上記以外にも、精神を安定させたり、乳がんを防ぐ効果があると言われています。

更年期の女性は、エストロゲンの産生は40~60%下がり、プロゲステロンはほぼゼロになると言われています。
体内にプロゲステロンよりエストロゲンの方が多くなると、乳がん発症リスクが上がったり、他にもうつ、イライラ、老化促進、疲労、骨粗鬆症などの症状が出てしまいます。

ただ、低用量ピルの服用によってホルモンバランスを整えることができますので、更年期の症状を緩和させることも可能です。
排卵は無関係な閉経前後の更年期の方はいいのですが、将来妊娠を考えておられる若年性更年期障害の方は、考えて服用されることが必要です。

低用量ピルの副作用は、巷で色々言われていますが、低容量は10代のニキビ治療に使用しても安全だといわれるほどですので、さほど心配する必要はないでしょう。

費用は、状況によって保険適用されない場合がありますが、1月分2~3000円くらいと意外とかかりません。

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